- (1)ツリー型集計機能
- ツリー型集計は、テキスト文書、または点字文書の中に書かれた、字下げ階層で整理された計算表を集計する機能です。
これにより、旅費計算のような集計作業が、飛躍的に効率化できます。
詳しくは、
〈ツリー型集計機能を使う〉
の項を参照してください。
- (2)文書の比較機能
- 文書の比較は、テキスト文書、または点字文書で、旧文書と新文書を比較し、変更点を表示する機能です。
詳しくは、
〈文書の内容を比較する〉
の項を参照してください。
- (3)「この文書を削除する」コマンド
- テキスト編集、点字編集ウィンドウの、ファイルメニューに、「この文書を削除する」コマンドが追加されました。
このコマンドを実行すると、今表示している文書を削除し、編集ウィンドウを閉じます。
ショートカットは、オルトキー+デリートキーです。
ファイルの内容を確認した上で削除できるので、誤操作によるファイル喪失の危険がなくなります。
- (4)点字編集ウィンドウへのフルキーかな入力
- 「点字編集の設定」機能で、外付けUSBキーボードからの、フルキー入力の方法を選択できるようになりました。
アスキー入力を選択すると、キーボードのかな入力、英数字入力を、無変換キーで選択できます。
かなタイプなどでかな入力に慣れている人は、高速で点字入力できます。
詳しくは、
〈USBキーボードを接続して使う〉
の項を参照してください。
- (5)お気に入り文書機能の拡張
- お気に入り文書に、フォルダも登録できるようになりました。
よく使う文書を管理しているフォルダを登録しておくと、効率的に文書を選択できるようになります。
詳しくは、
〈お気に入り文書機能〉
の項を参照してください。
- (6)アプリフォルダからの自動起動機能
- 各アプリフォルダの「AutoOpen」サブフォルダにデータを入れておくと、記憶メディアを挿入した時に、対応するプログラムが自動起動します。
詳しくは、
〈アプリフォルダ〉
の項を参照してください。
- (7)高速スピーチ機能
- スピーチ速度の設定が、これまでの1~9から13までに拡張されました。
スピーチ速度を、これまでの2倍まで高速化できます。
- (8)ファイルの追加コピー、追加切り取り機能
- 複数のファイルやフォルダを、別の場所にコピー/移動する時、連続して表示されていないファイルやフォルダもまとめてコピー/移動できるようになりました。
詳しくは、
〈ファイルを管理する〉
の項を参照してください。
- (9)文字入力マクロ機能
- 直接文字入力モードで、指定した点字パターンにより、対応するテキストを入力できるようになりました。
また、漢点字表示状態では、逆変換により、テキストを指定した点字パターンで表示することができます。
詳しくは、
〈文字入力マクロ登録〉
の項を参照してください。
- (10)各種ユーザ辞書機能の無効化設定
- 全般設定コマンドの中で、文字入力マクロ、およびスピーチ、点字表示の各ユーザ辞書の有効/無効を、設定できるようになりました。
詳しくは、
〈全般設定〉
の項を参照してください。
- (11)音声ガイド機能
- 新しいウィンドウが開いた時、ウィンドウ間・コントロール間を移動した時、設定レベルにより、可能な操作を説明します。
詳しくは、
〈音声ガイドの詳しさを調節する〉
の項を参照してください。
- (12)トピックヘルプ「BMスマートの使い方」
- トピックの階層をたどりながら、「知りたいこと」が見つけられるように構成されたヘルプ機能です。
具体的な操作方法をご紹介するとともに、複数のウィンドウを使用する操作、類似機能の使い分け、操作上の注意点、点字コード表など、これまでのヘルプで確認できなかった内容もご説明しています。
トピックヘルプを開くには、コントロールキー+コマンドキー+H(1,2,5の点)を押します。
- (13)拡張ナビキー機能(BMS40のみ)
- 前面キーの左側2個、右側2個の組み合わせに、機能を設定して利用できます。
初期設定では、前後のキーワード検索が割り当てられています。
詳しくは、
〈ナビキー〉
の項を参照してください。
- (14)日本テレソフト社製点字プリンタドッグシリーズに対応(BMS40のみ)
- 点字印刷機能で、日本テレソフト社のドッグシリーズ点字プリンタが使えるようになりました。
詳しくは、
〈点字プリンタで印刷する(BMS40)〉
の項を参照してください。