ナビキーは、2個のキーがワンセットになっていて、それぞれに、上下、前後などの対になる操作を割り当てて使用します。
BMスマートエア16には、本体手前の親指キーの左右に、2組のナビキーがあります。
BMスマートエア32のナビキーは、表示の戻しキーと表示の送りキーの内側の1組です。
BMスマート16には、本体前面に2組のナビキーがあります。
BMスマート40のナビキーは、本体前面の4個のキーの内側1組です。
ナビキーを一つだけ押すと、割り当てられている操作で前か後ろに移動します。
ナビキーを二つ同時に押すと、今割り当てられている操作を表示します。
続けて同時に押すと、ナビキーの割り当てを次の操作に切り替えます。セレクトキーと組み合わせると、前の操作に戻ります。
コントロールキーと同時に押すと、標準の操作に戻ります。
(なお、ワイドモデルの点字ディスプレイモードでは、これらのキーは、F2キー、F3キーとして、スクリーンリーダーの操作に使用します。)
割り当てられる操作:
ナビキーに割り当てられる操作は、次の7種類です。
ワイドモデルでナビキーに「表示の送り・戻し」を選択すると、左側2個のキー、右側2個のキーで、それぞれ表示の送り・戻しの操作ができるようになります。
メインメニュー → 各種設定 → 全般設定
(このコマンドのグローバルショートカットは、ウィンキー+コントロールキー+M(1,3,4の点)です。)
16マスモデル:
このコマンドで、次の7件の設定項目を変更できます。
ナビキーの配置……左手操作用の配置(左側がナビキー1、右側がナビキー2)にするか、右手操作用の配置(左側がナビキー2、右側がナビキー1)にするかを選択します。
ナビキー1標準設定……前面左側にあるナビキーの標準値を設定します。
ナビキー1トグル設定……ナビキーを、2種類の操作の切り替えで使うための設定です。「なし」に設定すると、全ての選択肢から選択できます。
ナビキー1シフト設定……ナビキー1に、シフトキー+左右キーで設定する項目です。「なし」に設定すると、全ての選択肢を、逆の順番で選択できます。
ナビキー2標準設定……前面右側にあるナビキーの標準値を設定します。
ナビキー2トグル設定……ナビキーを、2種類の操作の切り替えで使うための設定です。「なし」に設定すると、全ての選択肢から選択できます。
ナビキー2シフト設定……ナビキー2に、シフトキー+左右キーで設定する項目です。「なし」に設定すると、全ての選択肢を、逆の順番で選択できます。
ワイドモデル:
このコマンドで、次の4件の設定項目を変更できます。
ナビキー標準設定……ナビキーの標準値を設定します。
ナビキートグル設定……ナビキーを、2種類の操作の切り替えで使うための設定です。「なし」に設定すると、全ての選択肢から選択できます。
ナビキーシフト設定……ナビキーに、シフトキー+左右キーで設定する項目です。「なし」に設定すると、全ての選択肢を、逆の順番で選択できます。
拡張ナビキー標準設定……前面の左側2個、右側2個のキーの組み合わせに割り当てる操作を設定します。
(拡張ナビキーの割り当ては、ナビキー自体の操作では変更できません。)
(これらの項目の設定方法については、 〈ナビキーの使い方を変更する〉 の項を参照してください。)
16マスモデルでは、専用の矢印キーがないため、点字を読む手と反対側のナビキーに、上下矢印キーが割り当てられていると便利です。
そこで、お客様が主にどちらの手で点字を読むかに合わせて、ナビキーの配置を、変更できるようになっています。
点字を主に左手で読む場合は、次の操作を行って、ナビキー1が右側に来る設定に変更してください。
ナビキーを、右手操作用に設定する……コントロールキー+ナビボタン 1,3,4
また、点字を主に右手で読む場合は、次の操作を行って、ナビキー1が左側に来る設定にしてください(この設定は、初期設定です。)
ナビキーを、左手操作用に設定する……コントロールキー+ナビボタン 1,2,4
(ナビボタンは、2組、4個のナビキーに左側から、1、2、3、4の番号を付けています。)