「文書の内容を比較する」
【注意】文書の比較機能は、簡単操作の初期設定では、利用できません。必要な場合は、簡単操作設定、「D4 文書の比較機能」を有効にしてください。
本機には、二個のテキスト文書や点字文書の内容を比較する機能があります。
旧文書と新文書の間の変更内容を比較するには、次のように操作します。
- (1)テキスト編集プログラムや点字編集プログラムで、新文書を開きます。
- (2)編集プログラムの次のコマンドを実行します。
メニュー → ツール → 文書の比較
すると、「表示中の文書と比較する、旧文書ファイルを選択してください」というタイトルのファイル一覧ウィンドウが開きます。
- (3)ここで、比較したい旧文書を選択して、エンターキーを押します。
すると、「文書の比較」ウィンドウが開き、二個の文書を行単位で比較した結果が表示されます。
このコマンドでは、両文書の共通部分を長いものから順に突き合わせて行き、その前後がどのように変わっているかを調べて、変更内容のリストを作成します。
連続した行が変更されている場合は、複数行のブロックの変更として、一件の変更にまとめて表示します。
この表示は、3階層のリストになっています。
- (4)1階層目は、変更の内容と、各文書内での位置を表示します。
文書全体が一致している場合、または完全に一致していない場合には、その旨のメッセージが表示されます。
それ以外の場合は、行の比較結果が、以下の行で表示されます。
- 「挿入」……旧文書になく、新文書にある行を示します。
- 「削除」……旧文書にあり、新文書にない行を示します。
- 「変更」……旧文書と新文書で、内容が変わっている行を示します。
- 「移動」……旧文書と新文書で、場所が移動している行を示します。
- (5)1階層目で右矢印キーを押すと、2階層目が展開します。
2階層目には、旧文書、新文書の対応する行(ブロック)の文字数が表示されます。
- (6)更に、2階層目を展開すると、3階層目に、それぞれの行(ブロック)の内容が表示されます。