直接入力モードでは、半角、全角の英数字、ひらがな、カタカナ、および記号類を、点字の書き方で入力できます。
このモードでは、英語二級点字による略字・縮字の入力も可能です。
また、漢点字での入力や、文字入力マクロでの入力も、このモードで行います。
コマンドキーと1,6の点を押して、「直接文字入力モード」と発声すれば、直接文字入力モードになっています。
もし「キー入力モード」と発声した場合は、コマンドキーと左親指キー(エンターキー)を押して直接文字入力モードに変更できます。
入力モードに続けて、今選択されている文字種も発声されます。
直接文字入力モードでは、以下の操作で、文字の種類を変更します。
・「ひ」+8の点 | 全角ひらがなモード |
・「カ」+8の点 | 全角カタカナモード |
・4,5,8の点 | 全角小文字モード |
・4,8の点 | 全角大文字モード |
・んス」+8の点 | 全角数字モード |
・5,6,8の点 | 半角小文字モード |
・6,8の点 | 半角大文字モード |
・数符(3,4,5,6の点) | 半角数字モード |
・4,6,8の点 | 半角カタカナモード |
英語の入力モードは、以下の操作で切り変えます。
・2,3,8の点 | グレード2(UEB縮約モード) |
・2,5,8の点 | 旧米国点字二級点字モード |
・2,8の点 | グレード1(英数字モード) |
・3,5,6,8の点 | グレード0(NABCCモード) |
漢点字を入力する時は、始点として7の点キー、終点として8の点キーを使用します。
文字入力マクロで指定した記号やフレーズを使用する場合は、指定した点字パターンをそのまま入力してください。
文字入力マクロは、標準の文字入力より優先されます。このため、文字入力マクロに登録した点字パターンが、普段使用する文字の点字と重なっていると、その文字が入力できなくなってしまいます。
このような場合は、文字入力マクロの登録内容を変更してください。
文字入力マクロについては、 〈文字入力マクロ登録〉 の項を参照してください。