コメント機能は、次の種類のデータの自由な場所に、点字でメモや注釈を書き込んで置ける機能です。
・デイジーデータ
・点字図書データ
・オーディオ/メディアデータ
書き込んだコメントは、コメント一覧などのコマンドで参照できます。
また、そのコメントが付けられた位置にジャンプしたり、コメントの内容を、点字のノートに貼り付けて、保存できます。
コメントは、1件が1行の、自由な長さの点字文で、各データ内で、次の要素と結びつけて記録されます。
これらの要素を、コメントフォルダと呼びます。
各コメントフォルダには、複数のコメントを記録できます。
コメントのデータは、次のファイル内に保存され、本体のデータと連動して管理されます。
本体データを削除すると、コメントの情報も一緒に削除されます。
削除する前に、必要なコメントの情報は、点字ファイルにコピーして、保存してください。
コメント機能の操作は、各データ共通で、本体データの閲覧/再生ウィンドウから利用可能です。
・コントロール+スペースキー | 表示中の行、または直前のコメントフォルダに付けられているコメントを、一覧表示します。 |
・コントロール+エンターキー | 表示中の行、または直前のコメントフォルダに、コメントを追加します。 |
・コントロール + E(1、5の点) | データに付けられているコメントの一覧を表示します。 |
・コントロール + セレクト + S(2,3,4の点) | データに付けられているコメントをキーワードで絞り込み表示します。 |
・コントロール+M(1、3、4の点) | デイジーデータ、オーディオ/メディアデータで、現在位置にコメントを追加します。 |
・コントロール+R(1、2、3、5の点) | 点字図書データで、選択中の行に、位置情報付きのコメントを追加します。 |
・コントロール+S(2、3、4の点) | デイジーデータで、現在のセクションにコメントを追加します。 |
*コメントを入力した後、コントロール+エンターキーを押すと、続けて、次のコメントを入力できます。
*コメントを一括削除するには、各ウィンドウのメニューから、「全てのコメントを削除」コマンドを実行してください。
各本体データの閲覧/再生ウィンドウで、コメントを表示するコマンドを実行すると、「コメント一覧」ウィンドウが表示されます。
このウィンドウでは、コメントの閲覧や検索、コピーなどができます。
次の操作が可能です。
各本体データの閲覧/再生ウィンドウでコメントの検索コマンドを実行すると、まず「コメントの検索」という名前の入力ウィンドウが開きます。
ここに、検索したいキーワードを入力してエンターキーを押します。
するとコメント一覧ウィンドウが開き、指定したキーワードを含むコメントの一覧が表示されます。
別のキーワードで再検索するには、スペースキーを押して新しいキーワードを入力してください。
入力欄を空にしてエンターキーを押すと、全てのコメントが一覧表示されます。