「電卓で計算する」

本機の電卓は、点字で式を入力して計算します。

使い方は、以下の通りです。

*点字編集ウィンドウやテキスト編集ウィンドウからは、コントロールキー+Kの操作で「式の計算」ウィンドウが開きます。

この場合は、編集ウィンドウで選択中の範囲を式として取り込むことができます。

このコマンドについて詳しくは、 〈文書の中の式を計算する〉 を参照してください。

式の中では、変数として、a~zの26文字を使用できます。

変数に値を代入するには、変数=式、または、式=変数のように入力します。

(例)x=7/5

式の中に変数を含めると、その値を計算に利用できます。

(例)(2x+1)(x+2) (xに1.4が記憶されているので、計算結果は、12.92)

*このように、数字と変数の間や、括弧と括弧の間の掛け算の記号は、省略することもできます。

(変数機能を無効にするには、[設定]ボタンを押して、「変数を利用可能にする」をオフにしてください。)

 変数の値も、前回起動した際の状態が保存されています。

 これまでに入力した式や、変数の値を消去するには、コントロール+エスケープキーを押して、ウィンドウを閉じてください。


〔電卓の設定〕

式の計算ウィンドウの中の[設定]ボタンを押すと、「電卓の表示方法」の設定シートが開きます。

このウィンドウでは、以下の設定が可能です。

(設定項目)

 小数桁数 1桁~8桁

 指数表示 オフ, オン

 変数を利用可能にする オフ, オン

 矢印キーで前に計算した式を表示する オフ, オン

 計算結果を選択表示する オフ, オン