「テキスト→点字変換」
テキストの文字列や文書を点字に変換するには、次の二種類の方法があります。
1.テキスト文書から点字文書にコピーする
次のように操作します。
- (1)ウィンキーとT(2,3,4,5の点)でテキスト編集プログラムを開き、変換したいテキストの文を含む文書を開きます。
既に開いている場合は、そのウィンドウに移動します。
- (2)変換したい部分を範囲選択し、コピーコマンドを実行します。
範囲選択するには、カーソルを目的の範囲の先頭に移動した後、シフトキー(表示の送り、戻し、セレクトキーのどれか)を押しながら、矢印キーで範囲の末尾まで移動します。
コピーコマンドを実行するには、コントロールキーとC(1,4の点)を押します。
- (3)ウィンキーとB(1,2の点)で点字編集プログラムを開き、点字に変換した文字列を貼り付けたい文書を開きます。
既に開いている場合は、そのウィンドウに移動します。
- (4)カーソルを、文書内の、文字列を貼り付けたい所に移動してから、貼り付けコマンドを実行します。
貼り付けコマンドを実行するには、コントロールキーとV(1,2,3,6の点)を押します。
- (5)すると、(2)でコピーしたテキスト文字列が、点字に変換されて、(4)で選択した位置に挿入されます。
2.点字編集プログラムにテキストファイルを読み込む
テキスト文書全体を点字に変換したい場合は、次のように操作します。
- (1)ウィンキーとB(1,2の点)を押して、点字編集プログラムを起動します。
すると、「点字ファイルの選択」ウィンドウが開きます。
- (2)オルトキーとT(2,3,4,5の点)を押して、[テキストファイルから変換]ボタンを選びます。
すると、「テキストファイルの選択」のファイル一覧ウィンドウが開きます。
- (3)ここで、点字に変換したいファイルを選び、エンターキーを押します。
- (4)すると、文書の内容が変換されて、点字編集ウィンドウに表示されます。
変換後の文書のファイル名は、元の文書に.bmtが追加されたものになります。
このファイルは、「一時ファイル」の扱いになっています。一時ファイルは、文書を保存しないでウィンドウを閉じると、自動的に削除されます。
〔この機能に関連した設定項目〕
テキスト→点字変換に関する設定を行うには、次のコマンドを実行します。
メインメニュー → 各種設定 → テキスト・点字変換