日本語をデータとして表す方法(エンコーディング)には、いくつかの規格があります。
国内では、まだシフトJISで保存されたテキストファイルも少なくありませんが、インターネットでの情報共有などを考慮して、ユニコードが使われる場合も多くなってきています。
ユニコードには、シフトJISコードで表せない文字や記号が含まれているため、編集時にこのような文字を使用した場合は、ユニコードで保存する必要があります。
更に、ユニコードのエンコーディングには、ユニコード(UTF16)の他、半角英数字をコンパクトに保存できるUTF8などがあります。
これらのエンコーディングを区別するため、ユニコードのテキストデータには、先頭にコード識別マーク(BOM)が付けられることがあります。
本機では、以下のエンコーディングに対応しています。
本機でテキストファイルを読み込む際、先頭にコード識別マークがあれば、そのエンコーディングで文書を読み込みます。
コード識別マークがない場合は、シフトJISコードとUTF8コードを自動判別します。
文書を読み込んだ時のエンコーディングは記憶されていて、その文書を保存する時、同じエンコーディングが使用されます。
また、新規に作成した文書のエンコーディングは、何も設定を行わない場合、シフトJISコードになります。
エンコーディングを変更したい場合は、文書を保存する前に、以下のコマンドを実行し、設定を変更してください。
メニュー → ファイル → テキスト保存時の文字コード
なお、シフトJISコードで表せない文字を含む文書を、シフトJISコードで保存しようとすると、以下のメッセージが表示されます。
「この文書には、シフトJISコードで保存できない文字が含まれています。これらの文字を残すために、UTF8コードで保存しますか?」
このメッセージが表示された場合は、[はい(Y)](1,3,4,5,6の点)を選択してください。
(文書をユニコードで保存したい場合は、特に必要がない場合、UTF8コードを使用してください。)