学習カードは、用意した学習内容のリストを点字やテキストで読み書きしながら覚えていく、ランダム出題の学習支援機能です。
(1)点字編集ウィンドウ、またはテキスト編集ウィンドウを開きます。クイックメモでもOKです。
(2)覚えたい内容のリストを作成します。
各行に一題ずつ、問題、答え、ヒントを書いて行きます。
問題は、言葉を連想するための説明です。
答えは、覚えたい言葉です。
ヒントには、学習しながら一緒に参照したい情報を書きます。この項目は、省略可能です。
これらの項目の間は、テキストの場合はタブ、点字の場合は2マス空けで区切ります。
(3)カーソルをリストの先頭に移動してから、次のコマンドを実行します。
メニュー → ツール → 学習カード
このコマンドを実行すると、文書内のカーソル位置より後ろの問題が、シャッフルされて読み込まれます。
特定の範囲の問題だけを読み込みたい場合は、その範囲を選択してからコマンドを実行してください。
なお、問題の範囲内に「(固定順)」と書かれた行があると、出題順序をランダムにせず、文書に書かれている順番のまま出題します。
(点字では、レ下がり括弧を使用します。)
(4)問題を読み込むと、「学習カードの答え方の選択」ウィンドウが開きます。
答え方:
これらの選択肢の中から、区切り文字で分割された部分の、何番目を学習したいかを選びます。
「書いて覚える」選択肢は、問題と答えが両方とも表示されるので、何かを覚え始める時に便利です。
選択肢を選び、エンターキーを押すと、「学習カード」ウィンドウが開きます。
学習カードウィンドウには、問題、答え、ヒントの3個の表示欄があります。
これらの表示欄の間は、タブキーで移動します。
上下矢印キーを押すと、前後の問題に移動できます。
問題に答えるには、エンターキーを押します。
すると、入力欄が表示されますので、そこに答えを入力してください。
この状態でも、タブキーを押して、問題欄やヒント欄の内容を確認できます。
答えが正しければ、「正解」と発声して、次の問題に進みます。
答えが正しくなければ、「正解を確認してください。」と発声されて、正解が表示されます。
この場合は、正解を確認してエンターキーを押し、再度、答えを入力してください。
下矢印キーを押すと、間違えた自分の解答を確認できます。
間違えた問題は、後で再出題されます。
全ての問題に答えると、学習カードが終了します。
学習カードを中止するには、エスケープキーを押してください。