「クイックフォルダ機能について」

【注意】この機能は、簡単操作の初期設定では、利用できません。必要な場合は、簡単操作設定、「C11 クイックメモからの文書送受信機能」を有効にしてください。

クイックフォルダは、クイックメモプログラムの中で、文書を整理するために利用できるフォルダです。

クイックフォルダも、文書と同様に、点字で付けた名前で管理します。


〔操作方法〕

クイックフォルダは、次のように操作します。

(1)クイックフォルダを作るには、次のコマンドを実行します。

クイックメモ メニュー → 新規クイックフォルダ(ショートカット=コントロールキー+Q)

このコマンドを実行すると、「新規クイックフォルダの作成」ウィンドウが開きますので、ここで、フォルダに付ける名前を点字で入力します。

クイックフォルダも、文書と同様に、クイックメモ 文書一覧内に表示されます。

(2)クイックフォルダの中に入るには、項目を選択した状態で、エンターキーを押します。

クイックフォルダの中に入ると、フォルダ名が、一覧の先頭行に、次のように表示されます。

「文書一覧 〈フォルダ名〉:○個の文書があります。」

(3)クイックフォルダから出るには、エスケープキーを押します。

(4)クイックフォルダに文書をコピー/移動するには、コピー、切り取り、貼り付けコマンドを使います。

クイックメモ メニュー →

・コピー

・切り取り

・貼り付け

クイックメモの中に入れたい文書の所で、コピーや切り取りの操作をした後、クイックフォルダに入ってから、貼り付けコマンドを実行してください。

複数のクイックフォルダや、文書を選択して、一度にコピーや移動を行うこともできます。

範囲選択するには、セレクトキーや表示の送り/戻しキーを押しながら、上下矢印キーで対象範囲内を移動します。

そのフォルダ内の文書だけを、全てコピーしたい場合は、「全ての文書」サブメニュー内のコマンドを使います。

クイックメモ メニュー → 全ての文書 →

・全てコピー

・全て切り取り

(5)クイックフォルダを削除するには、項目を選択した状態で、デリートキーを押します。

削除されたクイックフォルダは、その中に含まれるサブフォルダやファイルと共に、クイックメモのゴミ箱に移動します。

また、クイックフォルダをゴミ箱から取り出すには、以下のコマンドを実行します。

クイックメモ メニュー → この文書をゴミ箱から取り出す

(6)各クイックフォルダ内の文書を、接続先の機器から見えるようにするか隠すかを、以下の設定で選択できます。

クイックメモメニュー → 表示設定

 接続先に このフォルダ内の文書を表示,このフォルダ内の文書は非表示,このフォルダとサブフォルダは全て非表示


〔フォルダをまたいで文書を検索する〕

文書一覧で次のように操作すると、目的の文書を、全てのクイックメモ文書から探すことができます。


〔A〕文書名で探す

(1)文書一覧でスペースキーを押します。

 すると、「絞り込み表示」ウィンドウが開きます。

(2)探したい文書名の一部分を、点字で入力し、コントロールキー+エンターキーを押します。

 すると検索が開しされ、見つかった文書名の一覧が表示されます。

(3)目的の文書名の所でエンターキーを押すと、その文書が開きます。

 コントロールキー+エンターキーを押すと、その文書を別ウィンドウで開きます。


〔B〕キーワードで本文を検索する

(1)文書一覧で、オルトキー+F(1,2,4の点)を押します。

 すると、「点字キーワード検索」ウィンドウが開きます。

(2)探したいキーワードを点字で入力し、コントロールキー+エンターキーを押します。

 すると検索が開しされ、キーワードが見つかった文書名と行の一覧が表示されます。

(3)ページアップキー、ページダウンキーを押すと、検索結果の表示の中を、文書単位で移動できます。

(4)目的の文書名や行の所でエンターキーを押すと、その文書が開き、対応する位置に移動します。

 コントロールキー+エンターキーを押すと、その文書を別ウィンドウで開きます。