「キー入力モードで操作する」
BMスマートが起動した時、本機の点字キーは、「キー入力モード」になっています。
キー入力モードでは、6点キーを使って、通常のキーボードと同じように、半角英数字および記号の入力ができます。
また、日本語変換をオンにすると、かな漢字変換を使った日本語入力ができます。
〔現在の入力モードを確認する〕
コマンドキーと1,6の点を押して、「キー入力モード」と発声すれば、キー入力モードになっています。
もし「直接文字入力モード」と発声した場合は、コマンドキーと左親指キー(エンターキー)を押してキー入力モードに変更できます。
また、「日本語変換オン」と発声した場合は、日本語変換がオンになっています。
日本語変換は、コマンドキーと右親指キー(スペースキー)でオン/オフできます。
入力モードに続けて、今選択されている文字種も発声されます。
〔文字種の選択〕
- (1)4,6,8の点: カタカナモード
キーボードがかなモードになり、かな点字での入力操作ができる状態です。
点字の濁音、半濁音、拗音、特殊音も、自動的に変換されます。
ただし、助詞の「は」や「へ」は、墨字の規則で入力してください。
記号の入力については、
〈半角かなモードで使用できる記号〉
の項を参照してください。
- (2)5,6,8の点: 英数字モード
キーボードが英数字モードになり、アルファベット小文字での入力操作ができる状態です。
一文字だけアルファベット大文字を入力したい時は、6の点に続けて入力します。
6の点を2回入力すると、大文字モードに変わります。
記号の入力については、
〈半角英数字モードで使用できる記号〉
の項を参照してください。
- (3)6,8の点: キャップス(大文字)モード
キーボードが英数字モード(CapsLockオン)になり、アルファベット大文字での入力操作ができる状態です。
5,6の点を入力すると、英数字モード(小文字)に変わります。
- (4)数符(3,4,5,6の点)
数字の入力操作ができる状態です。
その他の点字が入力されると、数符を入力する前のモードに戻ります。
- (5)NABCCモード
NABCCコード(北米点字コード)の対応で、入力した点字に対応する英数字、記号類を入力します。
アルファベットの点字はアルファベットのキーに、下がり数字の点字は数字キーに変換されます。
(コントロールキー、オルトキー、ウィンキーとの組み合わせで入力された点字は、全てNABCCモードで変換されます。)
NABCCコードについては、
〈NABCC(北米点字)コード〉
の項を参照してください。
〔日本語変換の操作〕
日本語変換モードは、コマンドキーと右親指キー(スペースキー)でオン/オフします。
日本語変換の操作の流れは、ほぼパソコンと同じで、次のように操作します。
- (1)変換したい言葉の読み方をかなで入力します。
- (2)適当な長さまで入力できたら、スペースキーを押して変換します。
スペースキーを押すごとに、別の変換候補が表示されます。
使われている漢字を詳細読みしますので、目的の書き方が説明されるまでスペースキーを押してください。
- (3)変換できたら、エンターキーを押して確定します。
文の続きがある場合は、(1)に戻って入力を続けます。次の読み方を入力すると、変換した言葉は自動的に確定します。