「文章を編集して送信する」
【注意】この機能は、簡単操作の初期設定では、利用できません。必要な場合は、簡単操作設定、「C10 クリップボード送信テキストの編集機能」を有効にしてください。
「クリップボード送信テキストの編集機能」は、点字ディスプレイを開いて、パソコンなどを操作している時に、テキスト文を編集して、接続先のクリップボードに送信できる機能です。
点字ディスプレイウィンドウで、コマンドキー+「シ」(1,2,5,6の点)を入力すると、「クリップボード送信テキストの編集」ウィンドウが開きます。
このウィンドウで文章を編集した後、オルトキー+エンターキーを押すと、接続先に送信されます。
オルトキー+コントロールキー+エンターキーを押すと、文字列の送信後に、貼り付けのショートカット(CTRL+V)も送信します。
このウィンドウを閉じたい時は、エスケープキーを押します。
この場合、次回にこのウィンドウを開いた時に、編集内容が再現されます。
編集内容を破棄して、ウィンドウを閉じるには、オルトキー+デリートキーを押します。
このウィンドウでは、通常の編集機能の他、以下の操作が可能です。
- (1)入力変換機能
- キーワードを入力して、コマンドキー+「セ」(1,2,4,5,6の点)を入力します。
すると、キーワードが、登録済みの文字列に変換されます。
- (2)連続再変換機能
- 先に、カナ分かち書きで文章を入力してから、文章の先頭で、コマンドキー+「シ」(1,2,5,6の点)を押します。
すると、最初の文節が漢字に変換されます。
スペースキーを押して、目的の変換候補が表示されたら、エンターキー+スペースキーを押して、次の文節に進みます。
- (3)スマホを利用した音声入力
- パソコンの他、スマホとも接続している状態では、コマンドキー+R(1,2,3,5の点)を押して、音声認識による入力を行うことができます。
認識できると、変換候補のリストが表示されるので、上下矢印キーで正しい変換を選択してから、エンターキーを押します。
- (4)現在の内容の保存と呼び出し
- コントロールキー+S(2,3,4の点):現在の内容を保存します。
コントロールキー+R(1,2,3,5の点):保存内容を呼び出します。
コントロールキー+Z(1,3,5,6の点):保存内容を呼び出す前の状態に戻します。