点字文書を編集するには、点字編集プログラムを使います。
以下のいずれかの方法で、点字ファイルを選択すると、点字編集ウィンドウが開きます。
点字編集ウィンドウの使い方については、 〈点字編集ウィンドウの使い方〉 の項を参照してください。
(1)点字編集プログラムを起動するには、ウィンキーとB(1,2の点)を押します。
すると、これから編集する文書を選択するために、「点字ファイルの選択」ウィンドウが開きます。
(2)次のどれかの方法で、文書を選択してください。
(A)「とにかく早く本文を書きたい」という時は、[新規メモファイルを作成する]ボタンの所でエンターキーを押します。
すると、マイドキュメントフォルダの中に「メモ 点字 〈日付と時刻〉」という名前のファイルが作られて、テキスト編集ウィンドウが開きます。
(B)編集する文書をファイル名で選択するには、オルトキーとF(1,2,4の点)を押して、[ファイル一覧を表示]ボタンを選択します。
すると、「点字ファイルの選択(ファイル一覧)」ウィンドウが開きます。
既存の文書を編集する場合は、ファイル一覧で目的のファイルを選び、エンターキーを押してください。
新規に文書を作成するには、タブキーを押して「ファイル名」の入力欄に移動し、新しい文書のファイル名を指定してください。
例えば、「test.bmt」と入力すると、「test」という名前のブレイルメモ形式の点字ファイルが作成できます。
ファイル一覧ウィンドウの操作方法については、 〈ファイルを開く〉 の項を参照してください。
(C)最近開いた文書を開くには、オルトキーとR(1,2,3,5の点)を押して、[履歴一覧を表示]ボタンを選びます。
すると、「点字ファイルの選択(履歴一覧)」ウィンドウが開きます。
一覧から目的の文書を選択し、エンターキーを押します。
これらのウィンドウからファイルを選択すると、点字編集ウィンドウが開き、文書が表示されます。
なお、新規に作成したファイルは、「一時ファイル」の扱いになっています。何も書かないでウィンドウを閉じると、ファイルは自動的に削除されます。
点字編集ウィンドウの使い方については、 〈点字編集ウィンドウの使い方〉 の項を参照してください。
ファイル一覧ウィンドウは、メインウィンドウと、各プログラムの両方から開くことができます。
メインウィンドウからファイル一覧を開いた場合、そのフォルダにある全ての種類のファイルが表示されます。
(メインウィンドウからファイルを開くコマンドのグローバルショートカットは、ウィンキー+コントロールキー+O(1,3,5の点)です。)
これに対し、各プログラムからファイル一覧を開いた場合は、そのプログラムで利用可能なファイルのみが表示されます。
履歴一覧についても、同様で、メインウィンドウから開くと、最近使用した全ての種類のファイルやデータが一覧表示されます。
(メインウィンドウから履歴一覧を開くコマンドのグローバルショートカットは、ウィンキー+コントロールキー+R(1,2,3,5の点)です。)
このように、まずフォルダや履歴の中の全てのファイルを表示して、目的のファイルを探したい時は、メインウィンドウのコマンドを使用します。
これらのウィンドウから点字ファイルを選ぶと、点字編集プログラムが起動して、選択した文書が表示されます。
点字編集ウィンドウの使い方については、 〈点字編集ウィンドウの使い方〉 の項を参照してください。