このウィンドウは、テキストデータと音声データの両方を含むマルチメディアデイジーデータを開いた時に表示されます。
このウィンドウには、テキスト表示部とオーディオプレイヤーの両方があり、テキスト表示部にフォーカスがある時はテキストスピーチ、その他の場所にフォーカスがある時は、オーディオ再生が優先になります。
このウィンドウを閉じるには、コマンドキー+E(または、エスケープキー)を押します。
このウィンドウでは、プレイヤーを操作するために点字キーを使用します。
主な操作は、以下の通りです。
エンターキー | 再生/停止 | ||
3の点キー | 前のフレーズにスキップ | ||
2,3の点キー | 前のページにスキップ | ||
1,2,3の点キー | 前の見出しにスキップ | ||
6の点キー | 次のフレーズにスキップ | ||
5,6の点キー | 次のページにスキップ | ||
4,5,6の点キー | 次の見出しにスキップ | ||
1,3の点キー | 巻き戻し | ||
4,6の点キー | 早送り | *早送りや巻戻しの状態で見出しの上を通過すると、少し低めの音が鳴ります。 | また、早送りや巻戻しの途中で、もう一度同じボタンを押すと、高速送りと低速送りを切り替えられます。 |
デイジーデータは、先頭からの再生時間や見出し項目など、いろいろな方法でデータの中を移動できるように作られています。
次の操作を使うと、移動方法や、その方法での移動の単位を指定して、データの中を移動できます。
「移動方法」は、再生時間や見出しなどの選択です。
「移動単位」は、一度に何分移動するか、どのレベルまでの見出しを探すかなどの選択です。
1,2の点キー | 前の移動方法を選択 |
4,5の点キー | 次の移動方法を選択 |
2の点キー | その移動方法での、前の移動単位を選択 |
5の点キー | その移動方法での、次の移動単位を選択 |
1の点キー | その移動単位で前方向にスキップ |
4の点キー | その移動単位で後ろ方向にスキップ |
「上でご説明した操作方法には慣れたけど、もっと自由にデータ内を移動したい」という方のために、追加のショートカット操作を用意しています。
〈いろいろな移動方法を使い分けるためのショートカット操作(デイジー再生編)〉 の項を参照してください。
このウィンドウには、以下のボタンがあります。
実行するには、タブキーで移動してスペースキーを押すか、ショートカットキーを入力します。
見出し一覧 | ショートカット=オルト+S。 |
ページ一覧 | ショートカット=オルト+G。 |
マークを付ける | ショートカット=オルト+M。 |
マーク一覧 | ショートカット=オルト+L。 |
現在位置の情報表示 | ショートカット=オルト+C。 |
また、以下のショートカット操作でフォーカスを移動できます。
オルトキー+A:オーディオ再生時間の表示
オルトキー+T:テキスト本文の表示
他のウィンドウを操作している時でも、次の操作でオーディオプレイヤーをコントロールできます。
この機能は、オーディオ再生を聞きながら、テキストや点字でメモを取る時などに便利です。
ウィンキー+0(3,5,6の点) | 巻き戻し |
ウィンキー+1(2の点) | 再生/停止 |
ウィンキー+2(2,3の点) | 早送り |
ウィンキー+4(2,5,6の点) | 前のマークへ移動 |
ウィンキー+5(2,6の点) | マークを付ける |
ウィンキー+6(2,3,5の点) | 次のマークへ移動 |
*これらウィンキーと下がり数字の組み合わせのグローバルショートカットは変更することもできます。詳しくは、 〈タスクショートカットの設定〉 を参照してください。
デイジーデータを聞きながら、点字やテキストでノートをとりたいような場合、背景で動いているデイジー再生をナビキーで操作することにより、効率的に作業できます。
このような使い方については、 〈デイジーデータやオーディオデータを聞きながらノートをとる〉 の項を参照してください。