本機のウィンドウやメニューは、複数の行で構成されています。
点字表示では、その中の一行の内容を表示します。
また、上下矢印キーを押すと、点字表示を前後の行に移動できます。
今表示している行の内容を読み上げるには、コマンドキー+1,4の点を押します。
また、上下矢印キーを押すと、前後の行に移動します。
行の長さはまちまちで、多くの場合、点字表示部に一度に表示することができません。
このような時は、行の先頭部分だけが点字表示されます。
点字表示は、マス空け以外の所で表示が切れると大変読みにくいので、ワードラップ機能により、マス空けで切れるように調節されます。
【BMS16】ワードラップ機能をオン/オフするには、コントロールキーと、表示の送りキー、戻しキーを同時に押してください。
行に続きがある時は、表示の送りキーで、点字表示を右に進めながら、残りの部分を読んで行きます。
また、点字表示を左に戻すには、表示の戻しキーを押します。
行末や行頭を表示するには、表示の送りキー、戻しキーを、コントロールキーと組み合わせて押します。
行末で表示の送りキーを押すと、次の行に移動します。
「自動送り」は、点字表示を一定時間ごとに、自動的に進める機能です。
表示の送りキーと戻しキーを同時に押すと、自動送りが始まります。
同じ操作をもう一度すると、自動送りが止まります。
自動送り中も、表示の送りキーや戻しキーが使えますが、矢印キーなど、その他のキーを押すと、自動送りは止まります。
また、自動送り中は、ボリュームボタンで、自動送りの時間間隔を調節できます。
点字表示を順に送って行く時、スピーチを、点字表示にどのように連動させるかを、次の設定で選択できます。
「点字スクロールの読み上げ」(あり、なし)
「あり」を選択すると、点字表示を進めるごとに、表示された範囲を音声で読み上げます。
「なし」を選択すると、行が変わった時、新しい行の内容を一度に読み上げます。
なお、上下矢印キーで行の間を移動した時は、この設定に関わらず、移動先の行を読み上げます。
この設定を変更するには、次のように操作します。