パソコン側ソフトウェアの、点字ディスプレイ機種選択で、「ブレイルノート BN-46C/46D」を選択すると、本機では、「BN46D互換モード」で点字ディスプレイウィンドウが開きます。
*このモードは、機種選択で「ブレイルメモ」が表示されないソフトウェアのための互換機能です。このモードには機能制限がありますので、「ブレイルメモ」が選択可能な場合は、そちらをご使用ください。
以下、このモードで点字ディスプレイをご利用頂くための操作・注意点をご説明します。
(1)このモードで本機とパソコンを接続している場合、他の「ブレイルメモ」対応のソフトウェアと同時に、本機を利用することはできません。
ブレイルメモ対応のソフトウェアをご使用の場合は、まず、「点字デバイスコントローラ」で本機との接続を切断してから、接続しなおしてください。
(重複がない場合、「点字デバイスコントローラ」を開くショートカット操作は、Win+Ctrl+Bになります。)
(2)このモードでの、本機操作とブレイルノート操作の対応は、以下の通りです。本機からの、点字入力はできません。
(BMスマートエア32の場合)
ブレイルノート BN46C/46Dの操作 | 本機の操作 |
---|---|
タッチカーソルキー | タッチカーソルキー |
F1キー | コントロールキー |
F2キー | オルトキー |
F3キー | ウィンキー |
F4キー | セレクトキー |
SLキー | 左矢印キー |
BKキー | 上矢印キー、またはナビキー(左) |
LFキー | 下矢印キー、またはナビキー(右) |
SRキー | 右矢印キー |
(BMスマート40の場合)
ブレイルノート BN46C/46Dの操作 | 本機の操作 |
---|---|
タッチカーソルキー | タッチカーソルキー |
F1キー | 表示の戻しキー |
F2キー | ナビキー(左) |
F3キー | ナビキー(右) |
F4キー | 表示の送りキー |
SLキー | 左矢印キー |
BKキー | 上矢印キー |
LFキー | 下矢印キー |
SRキー | 右矢印キー |
(3)ブレイルノート BN46C/46Dには、本機より多い、46マスの点字表示部があります。
このため、このモードでは、その先頭部分と、最後の部分の表示を切り替えられるようになっています。
先頭部分を表示……ディスプレイキーの左方向(左スクロール)、または上方向(バックキー)を押します。
最後の部分を表示……ディスプレイキーの右方向(右スクロールキー)、または下方向(フォワードキー)を押します。
なお、表示を前後の行に移動すると、自動的に、先頭部分の表示に戻ります。
BMスマートエア32では、次の設定により、表示の戻しキー、または表示の送りキーを押している間、点字表示範囲をシフトします。
メインメニュー → 各種設定 → 全般設定
ブレイルノート46互換ディスプレイ シフト表示=ブレイルノート46互換モードで接続している時、表示の戻しキーと表示の送りキーを押している間の表示方法を選択します。
選択肢:標準, 最後の14マスを表示, 最後の32マスを表示
「標準」を選択すると、表示の戻しキーは最後の14マスを、表示の送りキーは最後の32マスを表示します。
(4)点字ディスプレイ ブレイルノート46の互換表示機能を利用している時、46マス分の点字の、右端の6マス、または8マスを表示したままにできます。
この機能は、点字表示部の右端にステータス表示を出すプログラムなどを利用する時に便利です。
次のコマンドで設定してください。
メインメニュー → 各種設定 → 全般設定
「ブレイルノート46互換ディスプレイ表示」 選択肢:標準,右端の6マスを常に表示,右端の8マスを常に表示