このページでは、BMスマートの「住所の検索機能」の使い方をご紹介します。
BMスマートシリーズの中には、郵政省が発行している、全国の住所と郵便番号のデータベースが入っています。
このデータベースを使って、郵便番号や住所を検索することができます。
この機能は、テキスト編集プログラムで利用できます。
操作例1)「住所の検索」を起動します。
それでは、「住所の検索機能」を呼び出してみましょう。
(1)ウィンキー+Tを押して、テキスト編集プログラムを起動します。
(2)今回は、「新規メモファイル」でよいので、そのままエンターキーを押します。
(3)オルトキーを押して、メニューを開きます。
(4)「住所の検索」コマンドは、ツールメニューの中にあるので、点字キーから「t」を入力して、ツールメニューに入ります。
(5)下矢印キーで「住所の検索」コマンドまで移動して、エンターキーを押します。
すると、「住所の検索」ウィンドウが開きます。
操作例2)郵便番号を調べてみましょう。
まず、地名の読み方から郵便番号を調べてみたいと思います。
今回は、東京の霞が関の郵便番号を調べてみます。
(1)地名の読み方で検索する時は、キーワードを、半角カナで入力しますので、点字キーから、スペースキーと4,6の点を押します。
(2)続けて、「カスミガセキ」と入力して、エンターキーを押します。
(3)5秒ぐらいすると、検索結果の一覧が表示されます。
「〒350-1109 埼玉県川越市霞ケ関北」
実は、埼玉県にも、霞ヶ関という地名があるのですが、
「〒100-0013 東京都千代田区霞が関(次のビルを除く)」
東京の霞が関の郵便番号は、100-0013のようです。
ただし、霞が関の中でも、霞が関ビルは、一階ごとに、別の郵便番号が割り当てられているようです。
(4)番号が調べられたら、エスケープキーを押して、検索結果を閉じます。
操作例3)郵便番号で調べた住所を、文書に挿入してみましょう。
次に、郵便番号を指定して、検索した住所を、編集中の文書に挿入してみたいと思います。
(1)今回は、ケージーエスの郵便番号 355-0321を検索してみます。
先程、検索結果表示でエスケープキーを押したので、「住所検索」の入力欄に戻っています。
ここに、「355-0321」を入力して、エンターキーを押します。ハイフンはなくても大丈夫です。
(2)5秒ぐらいすると、検索結果が表示されます。
「〒355-0321 埼玉県比企郡小川町小川 サイタマケンヒキグンオガワマチオガワ」
漢字表記の住所の後に、カナで読み方が表示されますので、難しい地名の読み方も確認できます。
(3)ここでエンターキーを押すと、
この郵便番号と住所が、文書に挿入されます。
「〒355-0321 埼玉県比企郡小川町小川」
(4)はい、後は、番地と会社の名前を追加すれば完成です。
「1004 ケージーエス株式会社」
いかがでしたでしょうか?
BMスマートで住所を入力することはそれほど多くないかも知れませんが、例えば、この機能で、自分が住んでいる所と同じ地名などを探してみるのも面白いかも知れません。