BMスマートターミナルの「ファイルの内容」ウィンドウでは、ファイルやサブフォルダを、ブルートゥース経由で、BMスマートに転送できます。
(この機能を使用するには、BMスマートファームウェア Ver2.0.6以上が必要です)。
1.ファイルやフォルダを、ブルートゥース経由で、BMスマートに転送する
この機能を利用するには、目的のデータを選択した後、メニューから「BMスマートに送信する」コマンドを実行してください。
BMスマートに送ったファイルやフォルダは、内蔵SDの、Downloadフォルダ内に保存されます。
転送中、BMスマートには、進行状況を示すウィンドウが表示されます。
転送速度は、1分間に300キロバイトで、転送中も、別の作業を続けられます。
ファイルの転送中に再度「BMスマートに送信する」コマンドを実行すると、確認の上、ファイルのコピーを中止します。
2.ファイルを移動する、その他の方法
音声デイジーデータなどの大きなデータを移動したい場合は、USBメモリーを使用した移動方法をご検討ください。
この方法については、 〈情報の出し入れにUSBメモリーを使う〉 の項を参照してください。
パソコンをご使用の場合は、パソコン経由で、SDカードなどにコピーすることもできます。
以下の手順で、操作してください。
(1)まず、PCとスマホをUSBケーブルで接続します。
(2)すると、スマホのツーチシェードに、「このデバイスをUSBで充電中」という通知が追加されますので、クリックしてください。
(3)すると、スマホに「USBの管理」というウィンドウが表示されます。
このウィンドウの中の、「ファイル転送/Android Auto」という項目をクリックすると、スマホのストレージが、パソコンに認識されます。
ここからは、パソコンを操作します。
(4)エクスプローラなどのファイル管理ソフトを開き、「PC」のフォルダを表示します。
(Windows10より前のOSの場合は、「コンプーター」などのフォルダ名になっています。)
このフォルダ内に、スマホの端末名が表示されています。
(5)この項目を展開すると、「内部共有ストレージ」というフォルダが出てきます。
ここからがスマホ側のフォルダで、ターミナルの「ファイルの内容」ウィンドウで、「共有ストレージ」と表示している所です。
(6)このフォルダには、「Document」や「Download」などのサブフォルダがあります。
Chromeアプリなどでダウンロードしたファイルは、ここに保存されます。
(7)ターミナルでダウンロードしたファイルは、ここではなく、まず、アプリ専用のダウンロードフォルダに保存されます。
そこにもアクセス可能ですが、フォルダ階層が深いので、ターミナル側で、予め「共有ストレージ」に移動しておくと便利です。