1.ノードラベルについて
ノードラベルは、アプリの表示に、自分で注釈を追加しておける機能です。
テキスト情報がない表示要素に指定した名前を表示させたり、ボタンの使い方が分かりやすくなるように説明を追加したりすることができます。
ノードラベルは、アプリを再起動しても有効です。
ただし、ノードラベルを付加できるのは、IDが付けられている表示要素のみです。
IDは、各プログラムの内部で使用されている、表示要素を識別するための名前です。
リスト内の要素や、WEBブラウザ内の要素には、通常IDが提供されないため、ラベルを付けることができません。
また、設定したノードラベルは、クリップボード経由でインポート/エクスポートできますので、他のユーザーと情報を共有可能です。
2.ノードラベルを追加/編集する
表示項目にノードラベルを付けるには、ノードラベルの設定コマンド(オルトキー+コントロールキー+L)を実行します。
すると、ラベルの編集ウィンドウが開きます。
ここで、追加したい文字列を入力して、エンターキーを押してください。
編集ボックス内で下矢印キーを押すと、この項目のIDを参照できます。
また、既にラベルが設定されている場合は、内容を修正できます。
3.その他のノードラベルを利用するコマンド
以下のコマンドでも、ノードラベルを利用できます。
(1)ジャンプコマンド
- オルトキー+コマンドキー+3,4,5,6の点:この項目より後ろにあるノードラベルに移動します。
- オルトキー+コマンドキー+1,2,3,6の点:この項目より前にあるノードラベルに移動します。
- オルトキー+セレクトキー+J:表示中のウィンドウのノードラベルが指定された項目をリスト表示して、選択した項目にジャンプします。
(2)インポートとエクスポート
- オルトキー+コントロールキー+N:ノードラベル情報をクリップボードから読み込みます。
- オルトキー+コントロールキー+セレクトキー+N:このアプリ内のノードラベル情報をクリップボードに保存します。
4.テキスト情報がないボタンにIDを表示する
画像情報しか付けられていない空白のボタンに、自動的にその項目のIDを表示させることができます。
この機能を有効にするには、メインウィンドウの「その他のオプション」メニューで、以下の項目をチェックしてください。
「テキストがないノードにIDを表示する」