「BMスマートターミナル」という名前が少し長いので、これから、このコラムでは、「ターミナル」という愛称も使うことにしたいと思います。
さて、今回は、ターミナルの途中から加わった操作の中で、皆様に是非ご活用頂きたいTipsをご紹介します。
(1)左右スワイプ
ナビモードの左右スワイプの操作は、当初、3の点が前の項目に戻る左スワイプ、6の点が次の項目に進む右スワイプでした。
でも、これらは、非常によく使う操作なので、左右どちらの手でもホームポジションで片手で操作できるように、2の点と3の点、5の点と6の点の二組を用意しました。
左手で操作する場合、3の点で左スワイプ、2の点で右スワイプ
右手で操作する場合:5の点で左スワイプ、6の点で右スワイプ
(2)改行の入力
ターミナルでは、ソフトキーボードへのキー入力は、ナビモードをオフにしてから、点字入力するようになっています。
でも、改行キーは、パスワード入力や、ブラウザの検索キーワード入力などで、機能を実行するために、頻繁に使います。
そこで、ナビモードのままでも、改行がソフトキーボードに入力できる操作を用意しました。
一行編集ボックスへのキーワード等の入力は、以下の流れで行います。
・オルト+Tを押して編集ボックスを開き、キーワードを点字入力して、エンターキーを押します。
・オルト+コントロール+エンターキーの操作で入力を確定し、検索などを実行します。
(3)ペアリングの操作
2台のブルートゥース機器を接続するには、最初にペアリングという縁結びの手続きをする必要があります。
BMスマートをスマホに接続する時は、まずスマホで[この端末を発見可能にする]というボタンを押してから、BMスマートからスマホを探して接続します。
すると、スマホ側に、ペアリングしてよいかを問い合わせるメッセージが表示されるので、許可するボタンを押します。
これで、ペアリング完了です。
前にペアリングしたことのあるBMスマートは、スマホのアドレスを覚えているので、機能的には、スマホを発見可能にする必要はありません。
でも、トークバックの音声操作を使用している時は、ターミナルの[この端末を発見可能にする]ボタンを押してから接続した方が、ペアリング許可のメッセージにフォーカスが移動して、便利です。
もし、これらの操作をまだ使っていないようでしたら、是非試してみてくださいね。
開発課 鈴木