このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.8製品版から以下の改良を行っています。
1.メモミュージック機能
メモミュージック機能は製品版に実装しておりませんので、ベータ版でご利用ください。
メモミュージック機能の使い方については、トピックヘルプの〈各ベータ版での主な変更点〉の項を参照してください。
(MIDIデータでの音の高さ調節)
MIDIデータでは、楽器によって実際に再生される音の高さが異なります。
そこで、以下のように指定すると、MIDIデータを生成する際の音の高さを指定した数の半音分ずらします。
&base数値
数値には-48から48までの値を指定します。
(例)
“&base12”: MIDIデータで、このパートの音を1オクターブ高くします。
2.これまでメニューに登録されていなかった機能をコマンドとして追加しました。
以下のメニューから機能とショートカット操作を確認できます。
〔メインメニュー〕
ファイル → ワンタッチメモ →
ひとことめも(M), ウィンキー+ユ(グローバルショートカット)
点字メモブロックの入力(N), コマンドキー+スペースキー+ユ
点字メモブロック一覧(L), コマンドキー+スペースキー+ニ
テキストメモブロックの入力, コマンドキー+セレクトキー+スペースキー+ユ
テキストメモブロック一覧, コマンドキー+セレクトキー+スペースキー+ニ
接続 →
接続先のAndroid端末で読み上げ(ウィンドウ共通操作)
〔テキスト編集メニュー〕
編集 →
ブロックの登録と挿入 →
名前付きブロックの登録, コマンドキー+2,6の点、2回
名前付きブロックの挿入, コマンドキー+3,5の点、2回
名前付きブロックの編集, コマンドキー+2,3,5の点、2回
マーク付きブロック一覧, コマンドキー+スペースキー+3,5の点
一時ブロック操作 →
一時ブロックの登録, コマンドキー+スペースキー+C
一時ブロックの挿入, コマンドキー+スペースキー+V
音声認識入力(Android端末接続時), コマンドキー+R
〔点字編集メニュー〕
編集 →
ブロックの登録と挿入 →
名前付きブロックの登録, コマンドキー+2,6の点、2回
名前付きブロックの挿入, コマンドキー+3,5の点、2回
名前付きブロックの編集, コマンドキー+2,3,5の点、2回
マーク付きブロック一覧, コマンドキー+スペースキー+3,5の点
一時ブロック操作 →
一時ブロックの登録, コマンドキー+スペースキー+C
一時ブロックの挿入, コマンドキー+スペースキー+V
3.その他の修正点
- テキストスピーチで、スペースをはさまずに続けて書かれている英単語の読み上げを改善しました。
- 「メインウィンドウの設定」内に、「ひとことメモ」のグローバルショートカット「ウィンキー + ユ」の設定項目を追加しました。
この設定は、点字ディスプレイウィンドウでの「ひとことメモ」のショートカット、コマンドキー+「ユ」でも参照されます。