このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.6.1D ベータ版から、以下の変更を行っています。
1.「文字種と記号のチェック」コマンドを追加しました。
メニュー → 編集 → 文字種の変換 → 文字種と記号のチェック
このコマンドは、テキスト文書中でカタカナへの変換やアルファベット、数字の全角/半角などが正しく指定できているかどうかを確認するために使います。
このコマンドについて詳しくは、別文書「文字種と記号のチェック」を参照してください。
2.文字種と記号の変換機能を追加しました。
メニュー → 編集 → 文字種の変換 →
英数字の全角半角変換
登録語の置換
- 「英数字の全角半角変換」コマンド
このコマンドは、文書中の英数字およびそれに付随する以下の記号を、半角文字または全角文字に変換します。
, コンマ
. ピリオド
– マイナス
_ アンダーライン
: コロン
+ プラス
/ スラッシュ
このコマンドを実行すると、以下の選択肢が表示されます。- 全て半角にする
- 全て全角にする
- 1文字は全角、2文字以上は半角
- 「登録語の置換」コマンド
このコマンドは、選択した置換語リストを編集中の文書に適用します。
このコマンドを実行すると、置換語リストファイルの選択ウィンドウが開きます。
置換語リストファイルの拡張子は .replace.txt です。
置換語リストファイルの内容は、次のように指定してください。
+〈単語〉
指定した単語の表記で、英数字の全角半角、大文字小文字を統一します。
-〈単語〉
ただし、指定した単語の表記は変換しないで残します。
*〈変換前〉=〈変換後〉
変換前の表記を変換後の表記に変換します。
*なお、タブキャラクタ以降はコメントとして無視されます。
3.点字編集ウィンドウの「リストの編集」コマンドに、以下の機能拡張を行いました。
- リスト要素の編集機能
スペースキーやタッチカーソルキーで要素を編集する場合、- 編集ボックスのラベルに、要素番号を表示するようにしました。
- コントロールキー+エンターキーを押すと、要素を後ろに追加する処理を継続できるようにしました。
- テーブルの複数列表示
リスト編集の設定に次の設定項目を追加しました。
複数列表示 オフ,オン
この設定をオンにすると、テーブル内を表示している時、表の行全体をまとめて点字表示します。
表示の送りキー、表示の戻しキーで、左右の列の内容も確認できます。
4.その他の修正点
(1)次の設定で点字カナ変換を行った際に、英語二級点字の変換にUEBモードの設定が適用できていなかった問題を修正しました。
メインメニュー → 各種設定 → 点字テキスト変換設定
2級点字の使用 オン
UEBモード オン