お知らせ

BMスマートファームウェア Ver2.6.1 ベータ版をリリースしました

2022.12.07

このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.6.0 製品版から、以下の変更を行っています。

1.サブフィールドのグループ登録機能の追加

サブフィールドのグループ登録機能は、文書内のフィールドにグループキーワードを指定して、同じキーワードを持つフィールドを一覧表示できるようにする機能です。

各フィールドには、自由な数の関連するグループキーワードを追加しておくことができます。

この機能については、別文書「サブフィールドのグループ登録機能について」を参照してください。

2.範囲内のコメント、リンク参照機能の強化

次の操作を使うと、カーソルを移動せずに、範囲内のコメントやリンク、名前付き下線フレーズを参照できます。

  1. 点字編集ウィンドウ内でコントロールキー+エンターキー+スペースキーを押すと、今カーソルがあるデータページ内のコメントやリンク、名前付き下線フレーズを一覧表示します。
  2. 上記の操作を見出し行の中で行った場合は、そのセクション内のコメントやリンク、名前付き下線フレーズを一覧表示します。
  3. サブフィールド一覧ウィンドウでは、次の操作が利用できます。
    • コントロールキー+スペースキー:選択中のフィールド内でキーワードを検索します。
    • エンターキー+スペースキー:選択中のフィールド内の見出し行を一覧表示します。
    • コントロールキー+エンターキー+スペースキー:選択中のフィールド内のコメントやリンク、名前付き下線フレーズを一覧表示します。

3.テーブルインデックス機能の追加

点字編集とテキスト編集のテーブルビューモードに、テーブルインデックス機能を追加しました。

この機能は、Ver2.5.3Bベータ版に実装したものと同じです。

テーブルインデックスは、テーブルビューモードに入った時、点字表示部の左端または右端に、表の列数に対応した下がり数字を表示して、列間の移動をワンタッチで行えるようにする機能です。

また、カーソルがある列を、対応するマスの8の点のブリンクで示します。

(1)点字編集の設定、テキスト編集の設定に、以下の項目を追加しました。

テーブルインデックス なし,左側に表示,右側に表示
最大の幅 16マスモデル:3列~6列 ワイドモデル:3列~10列

(2)テーブルインデックスのマスのタッチカーソルを利用して以下の操作ができます。
  • クリック → 対応する列に移動して、項目の内容を読み上げます。
  • シフトキー+クリック → 対応する列の項目を選択して、項目の内容を読み上げます。
  • コントロールキー+クリック → 表示中の行と、選択した列を見出しに設定します。

これにより、表の中に#や*のマークを付けなくても、項目移動時の見出し読みが利用できます。