このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.5.3 ベータ版から、以下の変更を行っています。
1.点字編集ウィンドウの改良
(1)点字編集メニューに「この行の脚注一覧」コマンドを追加しました。
メニュー → データ → この行の脚注一覧
この機能は、点字図書閲覧ウィンドウにあるものと同じです。
表示中の行に含まれる脚注マークに対応する脚注を後ろ方向に検索して、見つかった行を一覧表示します。
(2)本文の行頭に表示される拡張編集マークを2マス、または1マスの記号に変更しました。
プルダウンブロックは、次の点字で表示されます。
- 折りたたまれている時 5,6の点、2,6の点
- 展開した時 5,6の点、3,5の点
また、点字編集設定に「拡張編集マーク」の項目を追加しました。
選択肢:1マスで表示, 2マスで表示
(3)サブフィールド一覧内のメインフィールドの行にも、先頭の見出し行の内容を表示するようにしました。
(4)テキストを点訳して点字文書に貼り付ける時、行頭のスペース4個までを2マス空けに変換するように修正しました。
2.お勧めの簡単操作設定項目の追加
(1)簡単操作設定に「お勧めの設定」項目を追加しました。
選択肢:オフ, マイナス5項目, 標準, プラス10項目, プラス20項目, プラス30項目
「オフ」以外の選択肢を選んでエンターキーを押すと、お勧めの項目の有効/無効が変更されます。
(2)トピックヘルプに以下の項目を追加しました。
簡単操作設定とクイック優先モードについて →
- お勧め項目のご紹介
- お勧め項目10件のご紹介
- お勧め項目20件のご紹介
- お勧め項目30件のご紹介
これらのページでは、それぞれの選択肢で調整される項目と、基本的な操作例をご紹介しています。
3.ウィンドウのタスク番号の変更機能
(1)「タスクショートカットの設定」コマンドに、「タスク番号の変更」の選択肢を追加しました。
(2)この選択肢をタスクショートカットに割り当てて実行すると、「タスク番号の変更」のウィンドウが表示され、今使用中のウィンドウのタスク番号を変更できます。
これにより、サイドアイテムのタスクバーなどで、各番号に対応するウィンドウが変わります。
また、各種設定ウィンドウなど、これまでサイドアイテムのタスクバーに表示されなかった種類のウィンドウも追加できます。
4.ユーザーショートカット機能の改良
ユーザーショートカットに指定できる装飾キーに、以下の組み合わせを追加しました。
- コントロール+オルト
- コントロール+オルト+セレクト
5.タッチメニューの改良
(1)タッチメニューを開いている時にコントロール+オルトキーを押すと、表示位置を先頭に戻してメニューを閉じる操作を追加しました。
(2)メニュー内で点字入力すると、対応する操作のボタンに移動して、機能を読み上げるようにしました。
コマンドキー操作や点字キー操作の確認にご利用頂けます。