このバージョンでは、BMスマートファームウェア Ver2.4.4 ベータ版から、以下の変更を行っています。
1. ひとことメモの改良
- デイリーノートの設定に、以下の選択肢を追加しました。
ひとことメモの入力 日付項目の追加
この選択肢を指定すると、ひとことメモファイル内に今日の日付があるかないかを調べ、もしなければ追加します。
その後、その日の最初の日付項目の位置で、点字編集ウィンドウを開きます。 - テキストファイルや点字ファイルのお気に入り文書設定に、以下の選択肢を追加しました。
起動時の処理 日付項目の追加
この選択肢を指定すると、ショートカット操作でファイルを開いた時に、ファイル内に今日の日付があるかないかを調べ、もしなければ追加します。
その後、その日の最初の日付項目の位置で、点字編集ウィンドウを開きます。 - 点字ディスプレイウィンドウから、コマンドキー+「ユ」の操作でひとことメモが実行できなくなっていた問題を修正しました。
2. ヘルプ表示の改良
以下の各ヘルプのウィンドウをエスケープキーで閉じた場合、次回開いた時に続きから閲覧できるようにしました。
ヘルプウィンドウをコマンドZで閉じると、次回はヘルプの先頭から表示します。
- 各ウィンドウのヘルプ(親のウィンドウを開いたままの場合)
- トピックヘルプ
- 内蔵マニュアル
3. 点字表示の修正
- 「全般設定」に、ホットキー表示のオン/オフ設定を追加しました。
メニューやボタンのホットキー 表示する, 表示しない
この設定を「表示しない」にすると、メニューやボタンのホットキー、メインウィンドウのグローバルショートカットが点字表示されなくなります。
なお、音声では常にホットキーを読み上げます。 - 「点字編集の設定」に、編集操作のスポット表示設定を追加しました。
編集操作のスポット表示 なし, あり, スピーチオフの時
この設定は、点字編集中に表示される「コピー」や「削除」などのスポット表示をオフにします。
全般設定の「スピーチオンの時のスポット表示」が「表示する」になっていない場合は、この設定を「あり」にしても、スピーチオンの時編集操作のスポットも表示されません。 - 16マスモデルで、点字表示のマス数節約のため、以下のメッセージを短縮しました。
ファイル名 → ファイル
コピー中 → コピー
削除中 → 削除
4. 内蔵SDカードのバックアップ機能
次のコマンドを、初期状態で利用可能に変更しました。
メインメニュー → ツール → 内蔵SDカードデータのバックアップ