長谷川 栄美 様
使用機器:ブレイルメモスマート16
使用内容:ヘルスキーパーの記録
ユーザーの方々にケージーエス製品の活用方法を語っていただく『コラム「ケージーエス製品 私はこう使う!」』
今回のコラムは、ブレイルメモスマート16(以下、ブレイルメモスマート)をヘルスキーパー記録作業にご活用いただいている様子をお届けします。
6点キーで点字を書く方が、早く入力することができます。
私は生まれつき視力が弱く、幼い頃から点字を学んで使用してきました。
現在、アシュリオン・ジャパン・ホールディングスにてヘルスキーパーのお仕事をしており、ブレイルメモスマートをヘルスキーパーの仕事の中で活用しています。
施術を行うにあたって、主に患者様の問診や施術の記録をする際にブレイルメモスマートを使用しています。
血圧等の今日の状態や、初診の方であれば、詳しい既往歴(これまで患った病気の経歴)や現病などと、覚えられない量の情報を仕事で取り扱います。そのため、必ずブレイルメモスマートでメモを取るようにしています。
こう言うと、「パソコンでもいいんじゃないか」と思われるかもしれませんが、点字ディスプレイが必要です。パソコンのフルキーで墨字(通常の活字)文を書くよりも、ブレイルメモスマートの6点キーで点字を書く方が早く入力することができるので、会社に必要性を理解してもらい、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の助成を受けて導入してもらいました。
入力した文章は空いている時間で点字を読みながら、パソコンのエクセルファイルに書き写して、管理しています。
手書きよりも断然メリットが多いと思っています。
ブレイルメモスマートを利用する前は、ヘルスキーパーの仕事をするときも、常に点筆と点字板で手書きをしていました。手書きだと、ブレイルメモスマートと比べてスピードが遅いのはもちろんですが、手も疲れるし、何よりも、ブレイルメモスマートなら、打ち間違えたとしても、書き直すことができ、便利です。手書きよりも断然メリットが多いと思っています。
ブレイルメモスマートだと、かさ張ることがないですし、多くの文章をドンドン保存できます。そのため、患者様の過去の記録文章を探すときも、紙と比べて早く見つけることができるので、今後も記録を取るのに使っていきたいと思っています。