富士宮市役所
使用機器:点字ラベラーBL-1000
使用内容:郵便物への点字表示
ユーザーの方々にケージーエス製品の活用方法を語っていただく『コラム「ケージーエス製品 私はこう使う!」』
今回は、初の自治体です!
平成28年4月1日から「障害者差別解消法」が施行され、障害者への合理的配慮が求められています。
各自治体で試行錯誤されているとは思いますが、今回はいち早く郵便物への点字対応をされている富士宮市役所にインタビューしてまいりました。
郵送物の中身の名称を点字シールにして貼り付けています
平成19年より市から出す封筒に点字シールを貼り始めました。
主に介護障害支援課が重度障害者医療費受給証など、郵送物の中身の名称を点字シールにして貼り付けています。
また、介護障害支援課以外でも、保険年金課、市民税課、資産税課、選挙管理委員会より、国民健康保険納税通知、後期高齢者医療額決定通知、市県民税納税通知、固定資産税等納税通知、投票所入場券などをお送りする際にも利用しています。
市には視覚障害者300名いますが、点字が読める約30名に点字シールを貼って出しています。「障害者差別解消法」が施行され、合理的配慮が求められていますが、郵便物に関しては、配慮をしているつもりではおります。しかし、これだけで完璧とは思っていないので、点字を読んで郵送物の中身を「こんな書類が来ている」と理解していただいて内容は市役所にお問い合わせいただくようにしています。また、点字が読めない方向けに封筒に切り欠きを入れたり音声コード(SPコード)を印刷したりもしています。
郵便で送っても「点が潰れる」ということが無い
点字利用者からは「(点字で)書いていてくれれば助かる」と言われています。
また、ケージーエスさんのテープは固いので、郵便で送っても「点が潰れる」ということが無いので凄くイイと、皆さんおっしゃっています。
以前は、前の機種(BL-100)で点字シールを作成していたのですが、これだとテープの長さに限りがあるため、文字数制限がありましたが、BL-1000は文字数に関係なく打てるので重宝しています。