株式会社アイフレンズ 亀甲考一 社長
使用機器:点字ラベラー BL-1000
使用用途:製品の点字対応
ユーザーの方々にケージーエス製品の活用方法を語っていただく『コラム「ケージーエス製品 私はこう使う!」』
第3回は点字ラベラーBL-1000の登場です。
大阪にある創業1987年の老舗・視覚障害者関連機器総合販売店「アイフレンズ」にて、視覚障害者のみなさんに製品を使っていただくための工夫としてBL-1000を使ってもらっています。
BL-1000でどのような工夫をされているのか、株式会社アイフレンズ社長の亀甲氏に語っていただきました。
いかに視覚障害者が使いやすく利用できるか工夫
電磁調理器を弊社(アイフレンズ)でも販売していますが、「のっぺら」なスイッチ部分をいかに視覚障害者が使いやすく利用できるか工夫してまして、そこにBL-1000を使用させてもらっています。
電磁調理器にある「加熱」や「揚げ物」といったスイッチはフラットになっており、視覚障害者には非常にわかりにくくなっています。ですので、このスイッチが視覚障害者にもわかるように、スイッチの箇所がくり貫かれた定規状のアクリル板を取り付けました。
こうすることでスイッチに段差ができ、スイッチの場所がわかるようになっています。
また、このスイッチが何のスイッチかわかるように、BL-1000で作成した点字ラベルシールをアクリル板に貼っています。
アクリル板は着脱可能になっていて、料理の際に万が一吹き零れさせてしまった場合でも、取り外して掃除をすることができるようになっています。調理器本体にシールを貼ってしまうと、吹き零れなどでシールが汚れて駄目になってしまうことがありますが、取り外せることによって、それを防げるようになっています。